元々mio168にはGPS連動可能のポケットPC用地図ソフト「PocketMapple」がバンドルされているが、これは、あくまで現在地をリアルタイムに表示させるだけで、一般のカーナビのように「次を右に・・・」とか、「次を左に・・・」などという音声案内もないし、ルート検索もない。カーナビとケンカしそうになる私としては、むしろこちらの方がよいのだが、ついにポケットPCにインストールして使用できるカーナビ(ここでは、音声案内とルート検索ができるという定義)が発売された。mio168を販売しているマイタック社の「miomap」とマップネット社の「グランマップ」の2つである。これら2つのカーナビソフトは、お互いどちらが早く出荷できるかシノギを削って開発されたようだ。「PocketMapple」で十分満足な私としては、カーナビソフトは必要ないがソフト開発のお勉強のためにどちらか一方を購入してみようと購入資金の段取りに入ったわけだ。さて、どちらを購入しようか?

miomap

グランマップ
思案時点ではグランマップの方が、モニター販売していて安かったのもあるが、ユーザーとの対話で作り上げていく風な感じがしたので、結局グランマップを購入。モニター販売を申し込みました
しかし、ポケットPCでカーナビは少しキツイのか、なかなか実用的なものではなかった。グランマップを購入したわけだが、miomapの方も私の使用方法や目的からは程遠いようだ。どちらのカーナビソフトも、あらかじめ目的や目的地周辺を下調べする必要がある。咄嗟の時の行き先の検索は苦手。ルート案内もあらかじめテスト検索しなければ、安心できない精度のようだ。何よりもソフト自体の安定度がマズイ・・・カーナビって咄嗟の時に役にたたなければ意味がないのでは?急な目的地の変更にも対処できないわけだ。あらかじめ下調べやルートを知っておく必要があるのならば、はじめから紙地図を見ておいた方が交通安全上にも良いのでは?と、言うことで私としては、やっぱりシンプルさ、操作性、何よりも動作の軽快さが良い「PocketMapple」の方がよいかな。あらかじめ下調べが必要ならば、「PocketMapple」の親ソフトである「SuperMapple」がよい。「SuperMapple」でルート検索ができる。その検索ルート線や調べた施設データを「PocktMapple」へ転送して反映させることもできる。操作も簡単。大きい画面であらかじめ確認できる。そして「Mapple」は毎年のように地図データの更新があるが、miomap、グランマップともに今後の地図データの更新は不明。更新料も不明。「Mapple」の価格は良心的である。
グランマップナビモニター販売 ¥26000